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ブラジル・マクド 新規開店を加速

 国内メディアによると、米ハンバーガーチェーンのマクドナルドは2019年、ブラジル国内の消費回復を背景に、同国内における店舗網拡大をますます加速させ、若年層を中心に約1万8000人の雇用を新たに生み出す計画です。ラテンアメリカ地域で同店店舗網を展開するマクドナルドのフランチャイジャー、アルコス・ドラドス社(アルゼンチン企業)のブラジル部門の責任者が明らかにしたもので、「19年の目標は店舗網の拡大ペースを15年以降で最大にすることだ」としています。

 同社は「ブラジルの消費者はもう少し消費意欲を持っていると思う。我々はビジネスにおいて、18年の最終四半期(10~12月)に消費者の気持ちの変化を感じた。19年に入っても消費意欲は継続している」と指摘しています。同社がブラジル国内で展開するマクドナルドの店舗は、18年9月末で939店舗を数えています。

 同社が雇用するスタッフの多くは初めて仕事に就くという若者で、従業員全体の約9割が25歳以下の若者で占められています。