中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

日本マクドナルド ブラジルから鶏肉購入

 地元での報道によると、中国の原料供給会社が賞味期限切れの鶏肉を使用していた問題を受け、日本マクドナルド社は中国に代わる原料調達先としてタイに加えブラジルからの輸入を検討すると発表しました。
 日本マクドナルド社は中国産の鶏肉を原料として8種類の商品を販売していましたが、原料供給元である上海の食品加工会社が期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚、25日から中国産原料を使用した鶏肉及び鶏肉製品の販売を中止しています。
 この事態を受け同社のサラ・カサノバ社長は29日、鶏肉原料を現在の主要調達国である中国からタイに切り替えることと、不測の事態に備えるためタイ以外にブラジル産鶏肉も同時購入する可能性を示唆しました。
 米ハンバーガーショップチェーン「マクドナルド」は日本国内に3000店舗以上のチェーン展開をしています。