地元メディアが、ダッタフォーリャ社の調査調査で分かったと『ブラジル国民が抱く「パウリスターノ（サンパウロ市の出身者）」のイメージは利己的で嫉妬（しっと）深く、高慢だ』と報じています。この調査はサンパウロ市を除く国内の各都市で2896人を対象に実施されました。
「パウリスターノが他の都市の出身者を見下しているように見えるか」という項目で回答者の39％が「完全に同意する」と答えており、2003年の調査時の30％から増加しました。この傾向は特にブラジル北東部で顕著で、同地域に住む回答者の51％が「完全に同意」、17％が「一部同意」と答えています。反対にサンパウロ市を含むブラジル中西部ではこれに同意する回答が国内で最も少なく28％でした。
「パウリスターノをうらやましいと思うか」という質問に「完全に同意」と答えた回答者は03年の13％から10％に減少し、「パウリスターノが他都市の出身者をうらやんでいると思うか」という質問に同意した回答者の割合は16％から20％に増加しています。
サンパウロ市がブラジル全体をけん引しているか」という項目に同意した回答者は03年の48％から今年は43％に減少し、「パウリスターノは他都市の市民よりも働き者か」という項目でも前回の25％から20％に減少し、サンパウロ市民のイメージは低下しています。
