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サンパウロ市では脱水症状に注意

 地元メディアによると、サンパウロ州保健局が猛暑による脱水症状に気を付けるよう呼び掛けています。年明け後気温が30度を超えた日が17日間もあり、平均気温は33.2度。昨年同時期も平均気温は32度で暑い日が続きましたが、今年の暑さはそれを上回っています。19日には1943年以降で6番目に高い気温36.5度を記録しました。
 この猛暑で脱水症状になる人の増加が懸念され、サンパウロ州保健局は注意を呼びかけ始めました。脱水症状は、皮膚や口が乾燥し、目がくぼみ、涙や汗が出にくくなったりする他、頭痛や精神錯乱、呼吸困難などの症状も見られます。重症になると血管が詰まって心臓が止まる危険性もあります。
 脱水症状を回避するには、1日に2リットル以上の水分を補給し、直射日光を避けて午前9時〜午後4時は運動を控え、薄着で過ごすことが大切です。
 これからサンパウロ旅行を考えている人は、暑さ対策を十分行って行く必要があります。