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男女関係のトラブルで女性殺害

 地元メディアによると、男女関係のトラブルが原因とみられる女性惨殺事件がサンパウロ州内で連続して起きました。事件は17,18日と連続しましたが、両事件に関連性はないようです。
 17日の事件はジャカレイー市内のバール(コーヒーショップ)で起きました。店内にいたエリカ・レメスさん(32)が男から銃撃され、顔面に6発の銃弾を受け即死しました。同事件の目撃者は、男性が銃撃し逃走したとしています。警察は、昨年エリカさんから元パートナーによる家庭内暴力や脅迫、放火の通報を受けていたことから、元パートナーを容疑者と見て行方を追っています。
 18日にはサンパウロ市郊外のモジ・ダス・クルーゼス市で起き、医師のアドリアナ・マルケスさん(43)が首を数カ所刺され死亡しました。現場は集合住宅の一室で、激しい騒ぎが聞こえると住民が警察に通報、警察が駆け付けたところ施錠されたアパートの寝室でアドリアナさん(43)が首を数カ所刺され死亡していました。その後屋内を調査していた警察官が浴室で夫のセルジオ・マタ容疑者(43)が刃物で自殺しようとして怪我をしうずくまっているのを発見、取り押さえ入院させました。取り調べは退院後に行われる予定です。