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鮫の襲撃死亡数で世界1位

 地元メディアによると、米国の鮫研究所(SRI)が、鮫に襲われて死亡した事故数の昨年度の世界ランキングを発表しました。ブラジルは2件で米国、オーストラリア、フランス領レユニオンと同数で1位でした。
 同研究所によると、世界中で昨年発生した鮫の襲撃による事故は116件に上り、そのうち死亡事故は13件でした。ブラジルの2件の死亡事故はいずれもペルナンブコ州の海岸で起こったものです。昨年7月に旅行で同州のボア・ビアージェン海岸を訪れていたブルーナ・ゴビさん(当時18歳)は、海水浴中に鮫に足をかみ切られて死亡しました。
 ボア・ビアージェン海岸やピエダーデ海岸は鮫の出没地として知られ、同州が1992年に開始した鮫の事故調査では、それまでに発生していた59件うち24件が死亡事故でした。