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新種の電気魚2種アマゾンで発見

 地元メディアによると、ブラジルと米国の科学者らがアマゾン地方で新種の電気魚2種を発見し、8月28日発行の国際動物学誌「ズーキーズ」に掲載されました。この新種の電気魚はどちらもブラントノーズ・ナイフフィッシュ(Brachyhypopomus)の仲間で、アマゾン川の中心部、特にソリモンエス川とその支流沿いに浮遊する水生植物が繁殖する地域に生息しているものーです。
 両種とも「微弱な電気魚」として分類されました。このため、体長が3メートルに上り強力な電気を放電するデンキウナギほどの危険性はないようです。また調査結果から、これら両種は夜間の行動や仲間とのコミュニケーションを取るために放電していると考えられています。