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ジルマ氏が強い=大統領選世論調査=

 地元メディアによると、ブラジル世論調査・統計機関とエスタード紙が共同で行った調査で、来年の大統領選に出馬予定のジルマ大統領(労働者党=PT)への潜在投票率は76%にも上ることが分かリました。対立候補者とみられるマリーナ・シルバ元上議(無所属)の40%の約2倍となっています。その他アエシオ・ネーベス候補社会民主党=PSDB)の約3倍、エドアルド・カンポス候補(ブラジル社会党=PSB)の約7倍になっています。この世論調査は14〜18日にブラジル国内の142都市で2002人の有権者を対象に行われたものです。
 調査では、76%の投票者のうち52%は「絶対に投票する」と答えており、残る24%は「投票してもいい」と回答しています。これに対し、「絶対に投票しない」という有権者は全体の20%だったため、ジルマ大統領に対する純支持率(支持率から不支持率を差し引いたもの)は56ポイントとなっています。純支持率がプラスだったのはジルマ大統領のみで、他の候補者は全員ゼロまたはマイナスでした。