地元での報道によると、インターネット物品販売などの電子商取引分野の動向に関する情報分析を専門とするイー・ビット社が、2013年のオンライン販売による国内の売り上げは昨年を25％上回るとの見通しを発表しました。同社は、ブラジル経済の成長が再開すると予測し、同時にタブレット型端末やスマートフォン（高機能携帯電話）などのモバイルデバイス（携帯型端末）の価格低下で販売が加速すると見ており、それにつれて売り上げも増加するとしています。同社の予測では売り上げは280億レアルに達するとみています。イー・ビット社によると、携帯電話機の価格は昨年１年間で前年より13.41％低下しており、低下傾向は今後も続くとしています。
同社は、Ｃクラス（中所得者層）の増加もオンライン売り上げ拡大要因に挙げています。ただ、負債を抱える世帯の割合が高い水準にあり、債務不履行に陥る不安もあると指摘しています。
