サンパウロ日本人学校（久保島康正校長）中学部１年の上田蓮くん（13、愛知）と北村梨夏さん（13、神奈川）の２人が９、10日の両日、サンパウロ新聞社で体験学習をしました。同学習は、約10年前から毎年１月上旬に中学部１、２年を対象に行われています。今年は日系企業の行政、文化、製造、教育、飲食、流通、報道、医療、旅行の９業界17事業所を２〜４人の生徒が訪問、職場で実地体験しました。
サンパウロ新聞で学習する上田くんは「毎日、発行される新聞がたった24時間でまとめられ、家に届くまでの過程を知りたい」と希望した理由を語りました。サンパウロ新聞を自宅で購読しているという北村さんは「新聞社の仕事で苦労している点について学びたい」と話し、「色々な経験をしてこれからの人生に役立てたい」と目を輝かせていました。
