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最新モデルの公衆電話はネット利用も可能

 地元メディアによると、スマートフォンをはじめとする携帯電話の普及により公衆電話の利用が減少していますが、公衆電話利用者を増やそうと、さまざまな機能を搭載した新型公衆電話の開発が行われています。開発は3年前から進められており、すでに通信事業大手のビーボ社(Vivo)本社で「マルチメディア公衆電話(orelhão multimídia)」の第1号が試験的に稼働しています。
 この公衆電話は、通話機能のほかに多彩な機能が搭載されており、テレビ電話、SMSメール、インターネット利用(周辺商業施設の情報検索含む)、WiFi(無線LAN)、プリペイドカードの残額確認などが可能です。今年中にサンパウロ市内の10カ所に設置される予定ですが、場所など細かなことについてはまだ明らかにされていません。