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14年W杯開催に向け地下鉄20駅で改修工事

 地元での報道によると、メトロポリタン公社は、2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)開催に向け、サンパウロ市の地下鉄64駅のうち20駅の改修工事を計画しています。対象となる駅は、セー、サンタ・クルス、パライゾ、バラ・フンダ、マレシャル・デオドロ各駅をはじめ、W杯開幕戦が開催されるイタケロン競技場近隣のアルツール・アルビン駅とコリンチャンス・イタケーラ駅などです。地下鉄1号線の床が従来のゴム製の素材から2号線のコンソラソン駅で用いられている御影石の床に変更されます。これにより景観が向上するだけでなく、御影石は光の反射率がゴム製の床よりも高いため照明効果も高まると言われています。
 このほか、各駅周辺の歩道も改修され、モザイク模様の石畳やインターロッキングブロック(周囲に凹凸のあるれんが)を用いた舗装に合計1万9000平方メートルにわたって改修されます。