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長崎市の電車車両、サントス市へ寄贈

 サントス市は昨年、長崎県人会(川添博会長)から長崎市を通じて、同市内を走る路面電車の軌道事業者である長崎電気軌道(松本容治社長)に対し使われなくなった電車車両を寄贈してもらうことはできないかと打診していましたが、同社の事業計画では2014年に現役を退く車両が出ることから、その車両をサントス市へ寄贈することが決まりました。
 長崎市は今年、サントス市と姉妹都市締結40周年を迎えるため、田上富久長崎市長をはじめ、同市の選抜少年サッカーチームなどが28日からサントスを訪れ、サントスFCのジュニアユースチームと交流試合を実施。28日に行われる記念式典で田上市長が、サントス市に対し電車車両の目録を手渡す予定です。 
 両市を取り持った川添長崎県人会長は「うれしいの一言。交流が形となって現れた。サントス市民に長崎との交流をより知ってもらえ、両市の距離が縮まると良い」と喜んでいます。