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大サンパウロ圏の携帯番号が9桁に変更

 地元紙の報道によると、サンパウロ市を中心とする大サンパウロ都市圏と周辺63都市の市街局番「11」の地域の携帯電話番号が29日から9桁に変更になりました。変更後の番号は8桁の番号の前に「9」を付け足すことになり、現在の番号(11・1234・5678)から、新番号は(11・912・345・678)となります。ただし、ネクステルに限り、従来通り8桁番号のままです。
 国家電気通信庁によると、今回の措置を携帯電話の所有者の増加によるとしています。市街局番が「11」の携帯電話の契約件数は約3420万件に上り、8桁番号の組み合わせの限界の3700万件に近付いています。1桁増やし9桁にすれば契約件数を9000万件まで増やせます。この措置で番号不足に対応するということです。
 9桁移行後の最初の10日間は、頭の「9」を入れ忘れて従来の8桁番号で掛けた場合に自動転送サービスが行われますが、その後は音声案内で9桁に変更したことが告知され、90日間でこのサービスは終了します。それ以降は間違い電話扱いになってしまいます。
 日本からサンパウロ在住の人の携帯に電話する人は、電話番号の変更に注意してください。