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麻薬使用の合法化運動が始動=リオ市=

 地元メディアによると、リオ市で9日から個人用の麻薬の所持、栽培、加工を合法化する法律改革案に支持を集めるための運動が始まりました。現行の法律では、麻薬の個人使用は密売ほど重罪ではありませんが、違法行為とされているため、その合法化を求める動きです。
 この運動の支持者には、俳優のフェリペ・カマルゴ、ルアナ・ピオバニといった有名人も名を連ねています。
 改革案は、麻薬の所持量の許容範囲を明確に限定せず、「利用者1人が10日間に消費する量の麻薬所持を合法とする」と曖昧な表現になっています。
(筆者注:地元の記事では麻薬とあるだけで、幻覚剤、覚醒剤、麻薬のうちどういった種類のドラッグかハッキリしません)