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商店店員から9万4千レアル相当を強奪

 サンパウロ市ブラス地区の商店駐車場で6日、駐車場にいた店員1人が銃撃され負傷したほか、約9万4千レアル相当が入った鞄を強奪されました。軍警察は、駐車場に設置されていた防犯カメラが事件の全てを撮影していたため、その映像を元にアドリアーノドス・サントスアレシャンドレ容疑者(28)と発砲したオフィスボーイのバルミル・デ・ソウザ・シルバ容疑者(31)の2人を逮捕、強奪された現金を回収しました。撃たれた店員は病院に運ばれ、重傷ということです。
 撮影された映像は公開され、テレビ・グローボが一般向けに放送しました。映像には犯人が駐車場で46歳の店員から現金の入った鞄を強奪するところや店員が泥棒を追いかけようとして背中を撃たれるシーンが写っていました。
 逮捕されたバルミル容疑者は使用した拳銃を鞄に入れ、その後鞄は捨てたと供述しました。鞄は警察が回収し販売員に戻しました。鞄の中には現金のほか、犯人の供述通りリボルバー式38口径の拳銃と銃弾が入っていました。