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7月の自動車盗難、一日当たり232台

 サンパウロ市内で今年発生した自動車の盗難事件は、7月が最も多かったという調査結果が出ました。被害に遭った車両数は7月だけで7190台に上り、一日当たり232台という計算になります。
 高校、大学、病院、ショッピングセンターなどが密集するサンパウロ市南部ビラ・クレメンチノ地区では、7月に発生した盗難事件が特に多く、自動車の盗難が213件で、一日当たり約7件の割合で発生しています。
 元軍警察司令官で安全コンサルタント会社に勤務するカルロス・アルベルト氏は、「犯罪は組織的に行われ、盗品の買い取り人や目付け役など分業化しているため捜査が難航している」と話しています。