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パステス・コンクールで日系人が強さ誇示

 2011年度「サンパウロ市パステス・コンクール」の結果が22日に発表され、与那覇マリアさんが経営する「パステル・ダ・マリア」が優勝しました。2位にはバハカ・ダ・ソニンニャ、3位にはパステイス・アゲナが選出され、上位10位までに日系人が経営する屋台が7軒も入りました。
 与那覇さんが営む屋台は09年度のコンクールでも優勝しています。与那覇さんは「初めて優勝した時のように、感動のあまり気絶しそうだわ。おいしさの秘訣は真心を込めて作ること」と笑顔で語っていました。与那覇さんは市場(フェイラ)以外でも2店舗を経営しており、今後はフランチャイズ経営に力を入れる予定です。
 今年のコンクールには100軒以上の屋台が参加し、優勝者には8千レアル(約39万円)、2位2千レアル、3位に1千レアルの賞金が与えられました。入賞した上位10軒の屋台には副賞の意味もあり、サンパウロ市で開催されるゲイ・パレードとビラーダ・クルツラル(Virada Cultural)開催時に屋台を開くことが許可されます。