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ドラッグ合法化にブラジル人の大半が反対

 地元メディアが、さきごろ実施されたドラッグ合法化に対するCNT・センサスの世論調査結果を報じました。それによると、国民の大半が合法化に反対であることが判りました。調査に応じた回答者のうち78.8%が合法化に反対だと答えています。

同性結婚には半数以上が不快感

 世論調査では、同性結婚に関する意識調査も行われ、国民の56.3%が同性同士の結婚に不快感を示し、55%が同性カップルが養子を取ることを認めないと答えています。2005年度の同調査では32.7%が同性パートナーシップに賛成し、今年度の調査では38.6%とわずかながら増加しています。
 同時に行われた刑法上の成人年齢の引き下げに賛成かどうかの調査では、成人年齢を16歳に引き下げることに、07年度の調査(賛成81%)よりも増加、86%が賛成しました。
 世論調査は、8月7〜12日に全国24州の2000人を対象に行われました。