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通信のセットが1位=インフレ圧力ランク=

 経済調査院が4日付で発表した資料によると、サンパウロでの7月のインフレ圧力ランキングで首位に立ったのは、インターネット接続とテレビ視聴、固定電話がセットになっているコンボと呼ばれる契約でした。このアイテムの価格は7月だけで24.34%上昇し、同月の消費者物価指数の上昇(0.30%増)の20%を占めました。
 2008年10月に始まった経済調査院による家計調査の中で、この「コンボ」は今年7月に現れた新しいもので、消費者物価指数のコーディネーターは、大手インターネット接続会社が顧客獲得のために実施していた値引きを終了させたために、価格が急上昇したと話しています。
 インフレ圧力ランキングの2位には、平均額が1.15%上昇した医療扶助契約と8.56%上昇した軽食が並び、それぞれ7月の消費者物価指数上昇の16%を占めました。