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海外自動車メーカー、 ブラジルへの投資相次ぐ

 地元紙の報道によると、スイス・ジュネーブで2日に始まったモーターショーで、中国、インド、韓国、日本の各自動車メーカーが相次いでブラジルでの投資増加を発表しました。
 中国のBYD社は今年中に乗用車(セダンやコンパクトカーなど1000ccクラスのものが中心)の対ブラジル輸出を開始するとを発表しました。
 インドは世界注目のタタ・モーターズが、世界最低価格のナノを11年からブラジルで販売を始めます。本国での販売価格は2500ドルですが、ブラジルでは車台を補強するため5000ドル相当になる見込みです。
 韓国の起亜自動車は、ブラジルでの販売台数が約25%増えたことを受け、今年6月に新モデル、小型SUVのスポーテージを市場に投入する予定です。
 日本のルノー日産はマーチを発売します。カルロス・ゴーン社長は「ブラジルの自動車販売台数は年間300万台に達し、さらなる急伸張が見込める。各メーカーは対ブラジル増資を計っている」と話しました。