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不法滞在恩赦4万1千人ー法務省最終報告ー

 法務省が発表した最終報告によると、昨年7月に発令された不法滞在の外国人への恩赦法による恩恵を受けた人は、4万1816人に上ることが分かりました。恩恵を受けた4割以上(1万6881人)がボリビア人で、続いて中国人(5492人)、ペルー人(4642人)、パラグアイ人(4135人)、韓国人(1129人)となっています。
 州別では、サンパウロ州が8割以上の3万4千人、次いでリオ州の2400人、パラナ州が1500人でした。恩赦法の適用を受けた外国人は、一時滞在ビザが切れる2年後に永住権への切り替え申請が可能となり、永住への道が開けます。