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さんざんなブラジルの新年


 明けましておめでとうございます。読者諸兄におかれましては、快適な新年を過ごされたことと思います。本年もよろしくお願いいたします。
 さて、穏やかな日本(地域によっては豪雪に見舞われたところもあるようですが、関東地方は比較的天候に恵まれました)の正月と比べ、ブラジルの新年は、年明けとともに豪雨に見舞われ、各地で水害が発生、さんざんな年明けだったようです。
 ブラジルからの連絡では、元旦から水害と土砂崩れ災害でおめでたい雰囲気が一挙に吹っ飛んだようです。アイルトン・セナの別荘があったことで有名なレジャー地のアングラ・ドス・レイス及びその沖合いのイリア・グランデでは、この大雨で大規模な土砂崩れが起り80人近い人が死んだということです。また、リオ―サントス街道も土砂崩れで寸断され、観光客は足止めを食らい、さんざんな正月を過ごすことになったといいます。
 ブラジルでは、元旦の朝から三が日はこのニュースで持ちきりで、まだまだインフラの整備が不十分なことを痛感した、と報告者の弁です。