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人気の路面電車が復活 ーサントス市ー

 1950年代に庶民の足として活躍したサントス市の路面電車が、同市文化遺産センターによる2年間の路線延伸工事を終え、15日に運行を再開しました。市内40の観光名所を、観光局のガイド付きで1時間かけて周ります。途中2か所で途中下車もできます。
 観光用3台のうち2台は、1920年代のポルトガル製で、レトロ感溢れる木製。再開初運行にはミナスジェライス州から家族で駆けつけたファンもいて、「電車に乗るのは夢だった。とてもよかった」と感激していました。
 観光電車の運賃は5レアル(約250円、学生、高齢者は半額)、マウアー広場周辺から30分ごとに運行されます。