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日焼け止め、市販の8割が検査不合格

 ブラジル消費者保護協会が有名ブランドの日焼け止めクリームの効能について調査した結果を発表しました。それによると、市販製品の8割が紫外線カットや耐熱性において規定値を満たしていないとしています。ただ、この結果に対しブラジル皮膚協会は、「調査方法が不明で信憑性が疑われる」としており、また企業関係者らも「研究所名を公表しない調査結果は無効」と抗議の声を上げています。
 調査は、紫外線防御指数を市販の日焼け止めクリーム10種類について調べたものです。調査の結果、成分や紫外線防御指数など数項目において、8製品が何らかの基準を満たしていないとしています。
 耐熱性で不合格となったのは、サンダウン、ニベア・サン、ラ・ロッシの各社、アヴォン社とバナナボート社の製品も、規定値ぎりぎり。紫外線(UVA)カット効果では、コッペルトネ、エピソル、ナツーラ、バナナボートなどが不合格。全項目をパスしたのは、ロレアルとセノウラ&ブロンゼ社のみでした。