6日付のフォーリャ・デ・サンパウロ紙が伝えるところでは、アメリカの人気歌手のマドンナさんが、ファベーラ救済のためブラジル人富豪のエイケ・バチスタ氏に支援を求めてリオを訪問します。在アメリカ・ブラジル大使館はマドンナさんに既にビザを発給しており、リオ到着は9日の予定です。マドンナさんはこれまでにも、アフリカのマラウィ国などで慈善活動を行なっており、今度はリオのファベーラの子どもたちを支援することになります。
マドンナさんが支援を要請するのは、ヴァーレ社を買収しようとしたバチスタ氏。資産75億ドルの同氏は、この手のチャリティーに気前が良いことで評判です。「支援要請交渉」にはリオ州知事や同市長も出席する予定で、VIP待遇のマドンナさんには、バチスタ氏が国内移動用の自家用ジェット機、メルセデス・ベンツ社が防弾車6台を用意しているそうです。