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新型インフル死者数、世界第3位

 ブラジル厚生省が12日発表したところでは、新型インフルエンザによるブラジル国内死者数がアメリカ、アルゼンチンに次いで第3位に上昇しました。12日現在で確認されている死者数は227人に上っています。死亡者の半数が発症後1週間以内に死亡しているため厚生省は、安易な自己判断による薬の服用で重症化を防ぐため、インフルエンザ関連薬の宣伝を禁止しました。
 感染者別では妊婦の死亡危険率が非常に高いとしており、注意を喚起しています。空気の乾燥や寒さが感染を助長するため、マスクなどの着用を呼びかけるとともに、早期の適切な治療が大切としています。