ルーラ大統領はさきごろ、ラジオ番組「ジョルナル」のインタビューに応じ世界の経済危機に言及、「ブラジルが恐れている物価高騰や税金調整などが集中するといった危機感とは違う。世界経済危機は流行の風邪みたいなものだ」と強気の姿勢をみせました。この他にも同大統領は、「我々は、直面した経済危機がひどいほどやらなければならない仕事がある。もっと働く必要がある。さらに投資もしなければならない」とも述べました。
さらに大統領は、「今一番苦しんでいるのは輸出産業で、国内総生産の24％を担う自動車産業も、何とか助けなければならない」との考えを表明し、政府はこの経済危機を乗り切るための各種の政策を実施していくことを強調しました。
