4歳のころから父親に性的虐待を受けていた16歳の少女が父親と口論の末に殺害するという事件が、23日、サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス市でありました。翌朝、少女は警察へ出頭し緊急逮捕されました。
調べによると少女は、4歳のころから父親に虐待を受け、母親や妹と一緒にマナウスに移り住み父親から逃げていましたが、数週間前、父親がサンパウロ州へ姉妹を連れ戻していました。事件当日、少女が13歳のときに父親から受けた性的暴行に触れ口論となりましたが、父親が酒を飲みに外出したため、そのまま収まるかと思われていました。ところが、深夜帰宅した父親と少女間で再び口論が再開、少女が包丁を持ち出して父親に飛びかかり、誤って胸を刺したものです。
父親は近所に助けを求め市立病院に搬送されましたが、出血多量で間もなく死亡しました。事件が起きたとき母親は、まだマナウス市におり、連絡を受けて現地へか駆けつけたということです。
