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大手5銀行R$70億増額へ

 国内大手行のイタウー・ウニバンコ、バンコ・ド・ブラジル、ブラデスコ、サンタンデール・レアル、カイシャ・エコノミカは、2008年度最終四半期の債務不履行の増加を見込み、貸し倒れ引当金を当初の予定から総額約70億レアル(約2900億円)分増額した、と現地紙のフォーリャ・デ・サンパウロ紙が報じました。中銀の設定金額を上回る額で、一昨年と比べ48%の増加。各大手銀行は、不況下における個人融資の焦げ付き増大を考えてのことで、設定額を拡大して貸し倒れに備えたことになります。