パラナ州保安局によると、麻薬密売容疑で指名手配されていたチャールズ・ロベルト・デゼロ（33）の身柄を拘束し、さきごろサンパウロ州政府の特別機でサンパウロ市に移送しました。
身柄を拘束、移送された同容疑者は国内有数の麻薬取扱いの元締めをしている大物で、避暑地で有名なサン・ロッケやイタペセリカ・ダ・セーラに拠点を置き、サンパウロ市を中心に、毎月500キロにものぼる大麻を密売していたと見られています。
パラナ州保安局の話では、デゼロは過去1年ほどクリチーバ市内の高級マンションに居住し、コロンビアやボリビアの麻薬業者と連絡を取りながら、月に1度、サンパウロやリオデジャネイロへ出かけ、麻薬密売グループの陣頭指揮を取っていたそうです。
