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ペトロブラスと三井物産が提携

 ペトロブラスは、今年度のアルコール輸出量を8億5千万リットルと推定していますが、2010年には35億リットルの輸出量になると見ており、このうちの90%が日本に輸出されるとしています。
 このためペトロブラス三井物産、カマルゴコレア建設会社と組み、ゴヤスからミナス、サンパウロを通りサンセバスチョン港を結ぶアルコール輸送管を敷設することにしています。ただ、アルコールを日本に輸出する20年契約が済んでいないため、この契約が終わり次第工事が開始されます。
 この契約が済めば、ペトロブラスは1工場当たり2億ドル、合計80億ドルを投資、40のアルコール生産工場を建設、アルコールの生産増強を行う予定です。もっとも、日本へ輸出する32億リットルを生産増強するだけなら、40〜50億ドルの投資で20〜25工場を建設すればいいとしています。