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流れ弾で負傷する事件が頻発

 先月末の午後、サンパウロ市南部で警官隊と銀行強盗団の銃撃戦があり、13歳の女子生徒が流れ弾に当たり下半身不随という痛ましい事件があったばかりですが、その1週間後、同じ地域で今度は軽食店を経営するマリア・ニウザさん(54)が強盗の撃った流れ弾に当たり入院する事件が起きました。弾はニウザさんの肩に止まり、医者によると命に別状はないそうです。この事件で警察は、ルーベン(23)とミッシェル(18)の両容疑者を逮捕しました。
 日本では考えられない流れ弾での負傷という事件ですが、ブラジルではいつ起きても不思議ではない状況です。旅行の際は、野次馬のように、こんな事件が起きているときは、近寄らないようにしましょう。ブラジルに限らず海外では、日本では考えられないことが日常的に起きています。気を引き締めてください。