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サッカー王国ブラジルはW杯一色

 予選通過も幻と消えつつある日本と違い、さすがに優勝を狙うブラジル、国民揃っての応援態勢ができあがりつつあります。W杯期間中ブラジルの企業は、ブラジル戦の試合時は休暇にするところが多く、ブラジルが日本と対戦する22日(ブラジル時間の午後4時試合開始、日本時間は23日午前4時開始)は銀行、官庁、裁判所などの執務時間は午前9時から午後2時半まで、INSSポストは午前8時から午後1時まで、市営市場は午後3時閉店。地下鉄、バスはラッシュアワー運行を早めて午後2時からとしています。

 もちろん、ブラジルにある各日本政府関係機関(大使館・各総領事館、同分室、JETRO、国際交流基金)の業務時間は通常通りです。12日のW杯日本対豪州戦でも、サンパウロ日本人学校では普段どおりの授業が行われました。日本人らしく、生徒たちはしっかりと知識を身につけたわけですが、日本戦を含めたブラジルの予選リーグの3試合日は、授業は午前中で打ち切られます。サッカーの応援が理由ではなく、治安上の問題からだそうです。ブラジルの国民は、遊びのコツを知っているようです。