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ビタミンが豊富な果実

 ビタミンがたくさん含まれているブラジル産の果実といえばアセロラが有名で、これを清涼飲料水にしたものも発売されています。ところが、今人気を呼んでいるのはカムカムという果実で、アセローラを上回るビタミンの含有率なのです。話では、ビタミンCの含有率はレモンの約60倍にもなるといいます。地球上でもっとも多くのビタミンCを含む植物とか。
 カムカムは、フトモモ科キブドウ属の灌木、ブラジルの熱帯雨林に繁茂しています。11月から3月にかけて実が付き、直径2,3センチの丸い形。果実は最初濃いオレンジ色をしていますが、熟すと濃い赤から紫色に変わります。果肉はピンク色で、食べると酸っぱい味だそうです。
 大抵はお菓子に添加したり、ジュースにして食べたり飲んだりします。
 美容の元のビタミンCをたくさん含むカムカムが、日本へ上陸するのも、そう遠い日ではなさそうです。