聖市東部で米倉さん家族５人が惨殺された事件の容疑者として、リカルド・フランシスコ・ドス・サントス容疑者（２６）が警察に拘束されていましたが、１３日、犯行を自供したため、逮捕されました。主犯格と見られるもう一人の犯人、聖市南部カッポン・デドンド地区在住のセルソ・アレンカール・ドス・サントス容疑者（３３）は、いまだに逃走中です。リカルド容疑者の自供によるとセルソは、リカルドの妻のいとこにあたるそうです。セルソ容疑者は強盗・殺人・銃器不法所持の罪で聖州フランコ・ロッシャ刑務所に収監中でしたが、今年３月に脱獄していました。
逮捕されたリカルド容疑者は、今回の事件で殺害された米倉ニルトン・タカシさん（２６）と学生時代の同級生で、
事件当日にウィリアムさん家族が日本からの所持金を携えて帰国することについて、リカルド容疑者は事前にニルトンさんに何度も電話をかけて聞き出していたといいます。警察の捜索では、リカルド容疑者の自宅から、殺害されたウィリアムさんの母親、米倉フタバさんが描いた孫へのプレゼントと見られる動物の絵柄が見つかったそうです。
