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日本人のイメージは知的

 サンパウロ新聞のコラム氏によると、ブラジル人の日本人に対する現在のイメージは、「知的で内向的な努力家」ということのようです。これまでは、日本人のイメージはガランチードという言葉に代表されるように、「正直で勤勉で、信頼が置ける」というものでした。それが「知的で内向的な努力家」というように変化してきたわけです。知的というのはちょっと面映い気がしますが、内向的で努力家というのはあたっているようにも思えます。
 この調査は、サンパウロの雑誌『ブンバ!』が行ったものだそうで、知的というのは日系ブラジル人たちの進学率が高く、学会、官界への進出の著しさがもたらしたイメージといえそうです。
 それまでは日本人のイメージといえば、農業従事者の1世の姿を見て作り上げられたものだったといえましょう。それが今では、1世たちに代わり、日系2、3世がブラジルにおける日本人のイメージを作り上げる時代になってきたということでしょうか。
 母国日本のイメージアップのために、日系2、3世の努力に期待しましょう。