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文協会長選、現職の上原氏の勝利

 日系社会が大騒ぎしていたブラジル日本文化協会会長の決選投票が、予定通り行なわれ、現職の上原氏の圧勝に終わりました。
 以下、サンパウロ新聞から。

 ブラジル日本文化協会<上原幸啓会長>の役員改正に伴う決選投票が予定通り30日午後2時<日本時間1日午前2時>から行われ、同日午後4時半過ぎから開票が行われた。投票総数949票で、上原幸拝啓候補874票<92・1%>、谷広海候補70票<7・4%>、無効票10票<0・5%>で上原候補の文協会長続投が決まった。しかし、投票前日<29日>に上原候補を訪ね決選投票を辞退した谷候補が、選挙当日、選挙管理委員会<原田清委員長>宛に提出した辞退理由に、「第一次選挙で最多得票をしているのが有効のため、決選投票は無効だ」と記載した書簡が、選挙開票後、選挙管理委員会の原田委員長が定期総会会場で読み上げたことから、新たな展開も考えられ、後味の悪い選挙なったことは否めない。

 どうやら谷候補の極端な票数の減少は、29日の辞退表明にあるようで、何とも分けの分からない選挙だったようです。休み明けに、詳しいところをお伝えします。