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ミスニッケイ・オザスコが決定

 オザスコ日伯文化体育協会主催の「ミスニッケイ・アセンボ大会」が、31日午後オザスコ市で行われ、ミスニッケイに23歳のタマラ・アユミ・由井さんが選ばれました。同出場者は2週間後に行われる「第6回日本祭り」(サンパウロ市)にも出場、祭りに華を添えます。同協会の大瀧多喜夫財務理事は「日本祭りの前哨戦みたいなもの」と語りました。
 同大会は浴衣姿、ドレスでの容姿審査、「あなたにとって一番大切な人は」「一番好きな日本の文化は」などの口頭試問に答える教養審査で美と教養が競われました
 会場でひときわ声援が多かったのは森・トガワ・マユミ・カリナさん(25、4世)。彼女がステージに登場すると「カーリーナ!カーリーナ!」と駆けつけた30人に及ぶ応援団が声援を送りました。控室でカリナ氏の準備を手伝っていた母親のキョウコさんは、「今日はお昼の12時に会場入りして、ステージでの練習やお化粧をした。彼女を誇りに思う。ぜひ優勝してほしい」と嬉しそうな表情でした。
 カリナさんは、ミスニッケイには選ばれませんでしたが、次点の第1プリンセーザに輝きました。カリナさんの伯母は「2位でも嬉しい。だって彼女きれいでしょ」と喜んでいました。カリナさんは銀行員で、「良い経験になったし、大人になれた気がする。応援に大勢来てくれて嬉しかった。来年も出ます」と力強く話していました。

結果は次の通り

 ミスニッケイ=タマラ・アユミ・由井(23、3世)、第1プリンセーザ=カリナ・マユミ・トガワ・森(25、4世)、第2プリンセーザ=ジョバナ・アイコ・ガルシア・福島(14、4世)、ミス・シンパチア=ナタリア・サユリ・千田・マス(24、3世)。
 (写真)一番左が由井タマラさん