中南米の最新情報

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新文化長官に俳優のフリアス氏が就任

 ブラジルメディアによると、ボルソナロ大統領は19日、就任して3カ月も経たないで文化長官を辞任した女優レジーナ・ドアルテさんの後任に、俳優のマリオ・フリアスさんを任命しました。

 フリアスさんは、1カ月前に大統領府で大統領に会い、そこで就任を要請され受諾していました。新長官は48歳で、ヘンリケ・ピレス、リカルド・ブラガ、ロベルト・アルヴィム、レジーナ・ドアルテ各氏に続き5人目の文化長官です。

 フリアス新長官は、テレビドラマで活躍した他、音楽関係の仕事もこなし、文化方面には明るい人です。これまで一貫してボルソナロ大統領を支持しており、大統領支持の議員と共著を出版したこともあります。

 文化庁の仕事は著作権の保護、歴史的遺産の保存、劇場や美術館の維持など多岐にわたりますが、大統領は新長官に、今年度予算の執行をを任せることになります。国立映画庁、連邦博物館、国立歴史芸術遺産研究所、国立図書館、国立芸術財団などの管理・運営がフリアス新長官の手に委ねられます。

ブラジルのコロナ感染者、100万人目前

 ブラジルメディアによると、ブラジルの新型コロナによる死者が3日連続で1,200人を超える惨状になっています。メディアコンソーシアムが18日発表したもので、死者47,869人(一日で1,204人増)を記録、このまま増加傾向が続けば、後3日ほどで、死者が5万人を超えそうです。

 感染者は983,359人(一日で23,050人増)で、19日にも感染者100万人を超える勢いです。死者はブラジル東南部地域に多く、死者のほぼ半数がこの地域の住民です。

ブラジルの感染者、100万人の大台に迫る

 ブラジルメディアによると、メディアコンソーシアムが17日、新型コロナウイルスによる死者が46,665人(一日間の増加1,209人)、感染者が960,309人(一日間の増加31,475人)と発表しました。

 ブラジルでは一日に1,200人を超える死者が2日間続き、死者数は5万に近づきつつあります。コロナの蔓延が始まってから死者1200人を超えたのは7回目になります。またサンパウロ州の一日間の死者増加は389人でした。

ブラジルの感染者80万人、死者5万人に迫る

 ブラジルメディアによると、メディアコンソーシアムは15日、新型コロナによる死者は44,118人(一日の増加729人)、感染者は891,556人(一日の増加23,674人)と集計結果を発表しました。

 ブラジル保険省の15日の発表では、死者は43,959人し、感染者は888,271人となっています。

ブラジルの死者890人増加

 ブラジルメディアによると、報道機関コンソーシアムは13日、新型コロナウイルスによるブラジルでの死亡者は42,791人、確認感染者は850,796人と明らかにしました。24時間での死亡者の増加は890人、感染者の増加は20.894人でした。

 ブラジル保健省12日の発表は、死者が892人増加して42,720人、確認感染者は21,704人増加して850,514人でした。この日も政府発表の総計はコンソーシアム調べより少なくなっています。

ブラジルの死者数は世界で2番め

 ブラジルメディアによると、新型コロナウイルスによる死者が12日、1日に843人増え、41,901人になりました。これでブラジルはイギリス(死者41,566人)を抜いて世界で2番めです。報道機関コンソーシアムの調査結果で、確認感染者は829,902人に増加しました。

 ブラジル政府も12日、連邦最高裁の命令で再びデータの発表を行うようになりましたが、死者は41,828人、確認感染者は828,810人でコンソーシアム調査の数より少なくなっています。

ブラジルメディアがPlayStation 5を紹介

 ブラジルメディアが11日付でPlayStation 5(ソニー)の新画像が発表されたと報じました。報道によると、発表された画像は「スパイダーマン:マイルズモラレス」や「ホライゾンフォービドゥンウェスト」などの次世代のゲームに焦点を当てたものです。

 また、PS5には2種類のモデルが用意されています。一つはディスクドライブを備えたスタンダードなモデル、もう一つはディスクドライブがないデジタルバージョンです。発売は2020年後半としています。

 この他にPS5は、PS4ゲームと互換性を保持、画像の品質の向上、ハードディスク置き換え技術、新3Dオーディオなどの技術が組み込まれています。

ブラジル政府がコロナ関係データ発表を再開

 ブラジルメディアによると、新型コロナウイルスの情報を独自に調査している報道機関コンソーシアムは10日、24時間で1,300人(合計39,797人)が死亡したと明らかにしました。また新たな感染者は33,100人(合計775,184人)と発表、死者、感染者ともに増加が止まらない現状を報告しています。このデータはコンソーシアムが26の州と連邦管区で収集したものです。

 コンソーシアムはボルソナロ政権のコロナ関係データへのアクセスを制限決定で組織され、確実な数字を報道するのが目的です。同組織の活動は内外から高い評価を受けています。

 政府のコロナ情報隠蔽の一つは、マンデッタ氏が保健大臣のときデータは毎日午後5時までに開示されていましたが、現在は午後10時になりました。開示時間の遅れで、TVや新聞でのデータ公開が不可能になりました。記者団に時間変更の理由を質問された大統領は「これ以上話すことはない」と木で鼻をくくった回答でした。

 隠蔽の二つ目は、保健省発表のデータが質的に変質、死者と感染者の開示を新規だけにしたのです。4日以来、コロナに関する病気の流れは発表されなくなり、研究者やジャーナリストの分析に問題が生じています。

 この他、公開されなくなったデータは通知日別および疫学的週別の新しい症例の曲線、同じく疫学的に蓄積された症例、週ごとの死亡、週ごとの累積死亡数です。

 政府は最高裁の開示命令で、10日から完全なデータを発表し始めました。しかし、死者の累計は39,680人、感染者は772,416人と、コンソーシアム調査より低い数字になっています。