中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

不足していた乳児向け混合ワクチンの接種開始

 地元メディアによると、ブラジル連邦政府は14日、不足していたジフテリア破傷風、百日咳、B型肝炎の混合ワクチンを不足州へ提供し始めました。昨年、品質管理に問題があり、10月から配布済みの混合ワクチンを回収、このため10月以降、同ワクチンが不足していました。保健省は、先週と今週合わせ170万人分のワクチンを配布する予定です。

 混合ワクチンの接種は生後2、4、6カ月で受ける必要があります。配布を受けた各州は市町村へ送り、市町村が接種を受け持ちます。サンパウロ州ソロカバ市では保険部局が両親にワクチン到着を知らせ、幼児を持つ両親が接種場所へ駆けつけました。各地で順次、接種が始まっています。巨大都市のサンパウロ市でも、接種が始められています。