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10月に海外日系人大会開催

 海外在住の日系人が年に一回一堂に会し、意見を交換する『海外日系人大会』が10月1日から3日間、憲政記念館、JICA市ヶ谷を会場に開かれます。

 今年のテーマは「日本と国際化の架け橋,日系社会」で、先ごろ来日、安倍首相と会談したボルソナロ・ブラジル大統領も、「日本との架け橋としての日系社会」の役割を評価しています。海外日系人の存在が改めて見直され始めた中で開かれる日系人大会は、注目すべきものになりそうです。

 これまでは、日本文化維持のためには日本語教育が重要、海外で活動するには二重国籍を、移民子弟が日本で働くビザを、といった大会宣言が発表されてきた。日本語教育の重要性は徐々に認識され、移民してが日本で働くビザも4世まで発給されるようになりました。二重国籍についてはまだ門戸は閉ざされたままですが、実質的は黙認の状態になってきました。同大会の成果かも知れません。