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コーヒー生豆 輸出量114%増加

 10日付伯字紙によると、ブラジル・コーヒー輸出業者協議会が5月の輸出コーヒー生豆は昨年同期比で114%増の319万袋(1袋60キログラム)と発表しました。輸出数量は伸びたものの、国際市場のコーヒー豆価格は依然として最安レベルに止まったままです。

 同協議会は「5月出荷のコーヒー生豆1袋当たり平均価格は118ドルで、17年に記録した最高値(170ドル)を大幅に下回っている。18年5月の平均価格(152ドル)と比べてもかなり低い水準」としています。ネルソン・カルヴァリャエス同協議会会長は「価格は低いが、現在はブラジルにとり、今は良い時期」との認識を述べました。ブラジルのコーヒー生豆のの得意先は米国、ドイツ、イタリアなどです。