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サンパウロ郊外で16歳の少女をレイプ後殺害

 フォーリャ紙によると、民事警察は31日、ミシェル・フロル・ダ・シルバ容疑者(28歳、警備員)をモジダスクルーゼス市でライアネ・パウリーノ・アルベスさん(16歳、学生)を殺害した疑いでを逮捕しました。ミシェル容疑者は靴紐を使ってライアネさんの首を絞め、窒息死させたと自供しています。

 ライアネさんは、モジダスクルーゼス市(サンパウロ市から57キロ地点)で開かれたパーティーに参加後行方不明になっていましたが、一週間経過した28日、サンパウロ市に向かうアイルトン・セナ街道で遺体で発見されました。

 調べにによると、ミシェル容疑者はグアラレマ市(大サンパウロ圏)のバスターミナルでライアネさんに「家まで車で送る」と近付き、車の中でライアネさんをレイプしました。その後ライアネさんが「レイプされたと父親に話す」と告げたため、気が動転した容疑者はライアネさんの絞め殺し、遺体を遺棄したものです。

 ライアネさんの携帯電話は、犯行現場から60キロ離れたジャカレイ市(サンパウロ市から84キロ地点)で発見され、ライアネさんは犯行当日、携帯電話から軍警に緊急電話をかけていました。

 ライアネさんの友人ナターシャ・フェルナンデス・ダ・クルースさん(16歳)は、「とてもいい人だったのに、こんな目に遭うなんて理解できない」と嘆いていました。