中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

教会の献金3万レアルが盗難

 フォーリャ紙によると、16日、サンパウロ州ヴァーレ・ド・リベイラ地方で、3箇所のカトリック教会から献金3万レアルが盗まれました。地域の小教区を担当するレジストロ市(サンパウロ市から188キロ地点)の司教区が明らかにしました。その他にイグアッペ市の教会でも盗難未遂事件が起きています。

 盗みの手口は、ドアノブを鋸でカットし、ペンチで鍵を壊し、金庫の鍵を解錠していました。民事警察は、手口が似ていることから、単独で3都市を車で移動しながら犯行を繰り返した可能性があると見ています。犯人は、この種の犯罪で経験を積んでおり、犯行に至る前に教会の様子を事前調査したと推測しています。

 教会の牧師は、「犯行の大胆さに驚いている。これからはセキュリティーシステムを導入したい」と語っています。