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債務不履行者は中間層が6割

 地元メディアによると、ブラジルでデフォルト(債務不履行)に陥っている消費者全体の半数がCクラス(中間層)で占められています。その割合は過去最高の59%に上っています。ボア・ビスタ信用保護サービスセンターの調査で明らかになったもので、同調査によれば2012年以降、自身の債務を決済できずに債務不履行に陥っている消費者の中ではCクラスが常に最多を占めています。
 他のクラスの債務不履行を見ると、D・Eクラス(低所得・貧困層)が14年時の6%から7%へと増え、Bクラス(富裕層)は42%から31%へ減少、Aクラス(最富裕層)は2%から3%へ拡大しています。