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零細・小企業517万社が資金ショート

 国内での報道によると、セラーザ・エクスペリアンが13日、6月の時点で延滞債務を抱えている零細・小規模企業が517万4000社と発表しました。これは過去最多の前月(512万2000社)より1%多く、2カ月続けて最多記録を更新しています。対前年同月比では9.5%(約44万7000社)増です。

 セラーザは、「零細・小規模企業は、ブラジル経済がゆっくりとした成長を始めたことで原材料費が上昇、増加する運営資金がショートしデフォルト(債務不履行)に陥っている」と見ています。デフォルト状態にある零細・小規模企業を産業別に見ると、46.5%がサービス業が占め、44.5%が商業、8.6%が工業です。

 また、デフォルト企業の地方別では、54.3%がサンパウロ、リオ両州の南東部に集中し、北東部は16.1%、南部は15.8%、中西部は8.7%、北部は5.2%でした。