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4日間で34人射殺 必殺隊が報復の可能性も

 地元での報道によると、アマゾナス州マナウス市内で17日から20日にかけて少なくとも34人が拳銃で射殺されました。この一連の事件は同市内の銀行で軍警察の軍曹が殺害された直後から始まっており、アマゾナス州保安局は軍曹殺害の報復の可能性も視野に入れています。保安局は射殺された被害者の繋がりを調べるため、弾痕の比較調査を鑑識医院に依頼しました。
 マナウス市では今月17日に10人、18日に15人、19日に8人、20日に1人がそれぞれ異なる場所で射殺されました。最後に射殺されたのは自営業のレナトシンプリシオさん(31)で、20日に胸を拳銃で撃たれ死亡しました。被害者が多いことからインターネット上には、メッセージや音声動画、写真などが掲載されるようになり、市民に対して外出しないよう呼び掛ける動きも見られます。原因がハッキリしない大量殺人事件に、市民は恐怖におののいています。
 警察は、ギャング組織間の抗争あるいは軍警察の報復など、あらゆる可能性を考慮しつつ捜査に当たっています。州保安局のセルジオ・フォンテス局長は、「犯人の目安となる幾つかの証拠を既に入手しており、計画的犯行だったことを示す証拠も存在している。しかし、いかなる可能性も排除せずに慎重に捜査に当たっている」と説明しています。