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空港行きタクシーが50%の追加料金徴収

 地元メディアによると、サンパウロ市内からグアルーリョス国際空港に行くタクシー料金に50%の追加料金が課されることになりました。サンパウロ市では今月6日からタクシー料金が値上げされ、初乗り料金が4.5レアルになり、13日からはグアルーリョス空港に向かう場合、メーターに表示された価格の50%を追加料金として請求できるようになりました。これまで100レアルだった料金が150レアル請求されることになります。
 追加料金の徴収は2008年に廃止されましたが、これが再開したことになります。サンパウロ市に登録のあるタクシーの運転手は空港で乗客を下ろした後、空港で乗客を乗せて市内に戻ることができません。このため運転手が同制度の復活を求めていました。タクシー組合のナタリシオ・ベゼラ会長は「50%の追加料金は復路で顧客を乗せられない分の補償料だ」と話しています。