地元メディアによると、ブラジルとギアナ高地を結ぶ橋が2011年6月に完成しましたが、3年が経過した現在も開通のめどが立っていません。オヤポク川に架けられたこの橋は、ブラジルのアマパー州とギアナ高地のサンジョルジュを結び、6100万レアルの工費をかけて建設されました。橋の完成と共にギアナ側の税関の事務所は3年前に完成しましたが、ブラジル側事務所の建設が遅れています。
輸送インフラ局によると、税関の事務所の建設工事は今月末に終了する予定ですが、周辺工事や駐車場の設置などが資金不足により未着工となっており、これらの工事がすべて完了しない限り橋は開通しません。ブラジル側の工事が終わるまでは、これまで通り小型ボートでの国境越えが続くことになります。